風景をつくる、馬と人のしごと
上昇を続ける気温、相次ぐ災害、里におりてくる獣たち、 減少する一次産業従事者・・・ 私たちが向かいたい未来はどんなところ? 農園と森 オシアンクルは、動物たちの力を借りて、 自然の力に頼り、 大地を癒しながら同時に私たち自身も癒され糧を頂く、 そんな場でありたいと思います。
足元からひろがる周辺環境を共に育てるCSA(地域支援型農業)
2025年HCSA会員の募集がはじまります。 馬と共に働く農園と森 オシアンクルでは、今年も共に育てる仲間を募集します。 HCSA(horse community supported agriculture )は、生産者と会員が直接つながることで支え合い、 農・食・文化・環境などを守りながら、小さな経済圏での循環型経済を目指す仕組みづくりへのチャレンジ、馬と共につくる田んぼと森でめぐる1年間を通して、季節と、時間と、人と、自然と、生き物たちと・・・ 様々に繋がり合う暮らしの中で生きる力を育てます。
田んぼの喜びを分かち合う「自給クラス」
田んぼのよろこびを何にたとえたらよいだろう? 一粒の米が芽を出して光に向かってすくすくと育ってゆく。 田んぼの中やあぜを歩きながら、心は自由に動き回り、ときには蛙になり、蜘蛛になり、そしてときには土の下に潜り込み稲の育ちを思う。 見守るうちに季節はどんどん変わってゆくその変化の中を、 田んぼに蠢く無数の命たちと共に生きる感覚。 沢から流れる水は空気を動かし 風をうみ、血管のように隅々に エネルギーを回していきます。 人間は、その流れを診て、 滞りがあれば手を当てて少し流れを促す、 それは身体の話ととても似ている。
作物を育てているようでいて、実は自分が育てられていて、 大地を癒しているようでいて、実は自分が癒されていく。 やがてむかえる黄金色の季節には、また自分も1年分熟していて うまくいくときも、いかないときも、1年分の身体の記憶が蓄積されていく。 「また、来年。」 ただただ、その繰り返しの中に潜り込み、つながっていく。 きっと、これまでの100年も、 これからの100年も、そうやって。 私たちは馬と働くよろこびはもちろん、 この田んぼのよろこびを分かち合い、 健やかな土と水と営みを未来に繋げていきたいと考えています。
「森の生活」はじまります
馬とつくる森の中にひっそりとある「horsemade cabin」は オフグリッドの小さな小屋です。 ぐるりと川に囲まれて、聞こえてくるのは水の音、鳥の声、虫の声、、、。 曲がり家のようにタイニーハウスに馬たちのシェルターがあり、森を散策していた馬たちがやってきます。 馬と暮らし働く農園で特別なfarmstay体験を。